瀬戸内海沿岸は、古くから自然に恵まれ、海の幸、山の幸が豊富なことで知られています。
大正時代より、身近にある小魚やエビなどを姿のままに使い、せんべいにする文化がありました。
おととせんべいは、その伝統を受け継ぎ、昔ながらの製法で作ります。
市場で仕入れた魚を一尾ずつ丁寧に下ごしらえし、一枚一枚手で焼きあげます。素材を活かすためにできあがりは大変うすく割れやすくなっていますが、そのぶん豊かな風味を味わえます。
えびのまわりが茶色になっているのは焼いた際にえびみそがとけだし、せんべいの中でも最も風味豊かなものになります。
目に美しく、食べて美味しい姿焼きのせんべいをあおさの香りと共にお楽しみ下さい。
尚、保存料などは使っておりません。できるだけ早くお召し上がり下さいませ。
店主敬白
★近年、海水温の上昇、漁師の人材不足など様々な理由により魚介類の漁獲量が減り続けています。
北海道、滋賀県産のわかさぎ、和歌山県産のあゆなど、瀬戸内産以外の小魚も使用しております。
また、えびが獲れない時期、せんべいに焼くには大きい時期があります。
その際には自社製造の冷凍えび、または半身にしたえびを使う場合がありますのでご了承下さい。